チュウリッヒ&アウグスブルグ 春の陽ざし 桜満開
チュウリッヒ中央駅を降りると、
駅前にはリマト川が流れ、
その両岸には旧市街地が広がっていた。
川の左岸には、ホテル、土産物店、レストラン、カフェがあり、
陽は傾いていたが観光客でごった返していた。
右岸はオフィスビルが並び、その中にはスイス警察署もあった。
疲れが溜まっていたので
手っ取り早く駅近にホテルを取った。
荷物を置いて旧市街地をぶらぶらする。
暗くなって米の飯が食べたくなり
ホテルのそばの小さな中華レストランに入る。
炒飯とビールを頼んだ。
炒飯は大皿に盛られていて満腹になったし、美味しくて満足もした。
が、なんと二人で56.5€(7627円)。
スイスは物価が高いのか、その店が高かったのか、ぼられたのか。
次の日はチュウリッヒからどこの都市に行くか。
友人はフランクフルトを希望したが、
「小さな街でドイツの良さを味わうのも旅の醍醐味だろう」
と押し切って、
アウグスブルグに向かうことにした。
アウグスブルグは、ミュンヘンからICE特急で30分程の場所にある。
アウグスブルグは昔自転車旅で滞在したことがあり懐かしさもあった。
その時は慌ただしく滞在したので、
今度はマルテンルターの宗教和議の舞台となった
聖ウルリヒ&アフラ教会など
古都の良さをじっくりと見学したいと思ったからだ。
次の日は青天で気持ち良く、
ホテルの朝食を食べたらすぐ外へ飛び出した。
街の南にある聖ウルリヒ&アフラ教会から
シェッラー宮殿、市庁舎などを巡っていたら、公園にたどり着いた。
桜が満開で、春の温かい陽ざしを皆満喫していた。
朝市マルシェでは、野菜、果物、チーズ、ソーセージ、肉、パンなどを売っていた。
夫婦、恋人、親子連れが土曜の午前を楽しそうに満喫している姿が見られた。