2019-01-01から1年間の記事一覧

立ち位置や教育歴は人の思考を形成していくのだろうか

同じ事象を体験しても、先入観や視点の違いによりそれぞれ違った印象や理解を持つ。 もう昔の話だが、 サンフランシスコのチャイナタウンで遅い昼食を食べた後、宿泊所のサー・フランシス・ドレイクホテルへ帰る途中、紙袋をいかにも大事そうに抱えて、背中…

フリーウエイはブルース・スプリングスティーンの歌がよく似合う

昔、写真家藤原新也の「アメリカ」という本に触発され 車で同じルート、route80を通って サンフランシスコ~ニューヨークまで横断した。 彼は、ダッシュボードに拳銃を忍ばせてキャンピングカーを走らせたが、 私は友人とハーツのレンタカーでモーテルに泊ま…

音楽は人間の肉体に沈み込み、満を持して肉とともに弾ける

常磐線北小金駅歩いて6分の所に東漸寺という名刹があります。 530年の歴史をもち、紅葉の季節には多くの人が訪れる 浄土宗の由緒あるお寺です。 そこの本堂で、毎年春「お寺でコンサート」が開かれます。 一昨年は、ソプラノ歌手柏原奈穂さん、美緒さん…

フルトヴェングラーは時代を超える

昨年ベートーヴェンの第九に挑戦しました。 オペラを歌っている友人に刺激されたからです。 歌詞は原語ドイツ語で、暗譜しなければならない。 何せ楽譜も読めない初心者なので習得に苦労しました。 しかし、先生が、ワンフレーズずつ、時には自ら歌って手本…

ミュンヘン中央駅ーカールス門ーノイハウザー通りーヴィクトアーリエンマルクトーそして日本へ

最後の日の午後は日曜日。ミュンヘンへ行き中心街をぶらぶらした。 残念ながらカフェやビヤホール、土産物店などの観光客相手の店以外は閉まっていた。 ミュンヘン中央駅から南東方面へ歩き、カールス門を通り、旧市街地に入った。 ノイハウザー通りは歩行者…

旅の終わりレーゲンスブル

午後、アウグスブルグからレーゲンスブルクへ出発した。 レーゲンスブルクは ミュンヘンから列車で1時間半程のドナウ河河畔の古都で、 旧市街地は世界遺産に登録されている。 まず同行者と分かれて各自ホテル探しを始めることにする。 が、今日は土曜日なの…

チュウリッヒ&アウグスブルグ 春の陽ざし 桜満開

チュウリッヒ中央駅を降りると、 駅前にはリマト川が流れ、 その両岸には旧市街地が広がっていた。 川の左岸には、ホテル、土産物店、レストラン、カフェがあり、 陽は傾いていたが観光客でごった返していた。 右岸はオフィスビルが並び、その中にはスイス警…

リヨン、ジュネーブ経由でチュウリッヒ         車内検問事件簿

翌朝雨は止んでいた。 次はどこへ行くか? ニースからジュノバ、ミラノへも魅力あるプランだし、 リヨンからジュネーブ、チュウリッヒ、フランクフルトもあり、 と迷った。 結局、ミラノは二人とも訪れたことがあるので、 取り敢えず今日の泊りは リヨン、ジ…

フランス犯罪映画フィルム・ノワールの舞台だったマルセイユ

マルセイユ・サン・シャルル駅 パリ市内のリヨン駅を午前9時過ぎに出発した。 このリヨン駅はパリから南東方面に向かうTGVの発着駅である。 約3時間20分後、13時過ぎにマルセイユ・サン・シャルル駅に到着した。 今にも雨が降りそうな天気。 高台にある駅の…