音楽は人間の肉体に沈み込み、満を持して肉とともに弾ける
530年の歴史をもち、紅葉の季節には多くの人が訪れる
浄土宗の由緒あるお寺です。
そこの本堂で、毎年春「お寺でコンサート」が開かれます。
一昨年は、ソプラノ歌手柏原奈穂さん、美緒さん姉妹が出演しました。
春のメロディーや歌劇「コシファン・トッテ」を歌いました。
本堂ですから同じ目線で、しかも目の前、1.5m先歌い手がいて、
ホールでの演奏会では味わえない臨場感を体験しました。
妻はNY、シカゴへ行ったとき、運よくシカゴ交響楽団の舞台席チケットを購入でき、ダニエルバレンボイム、ピンカス・ズーカーマン、ヨーヨーマ、の真後ろ中央、わずか1メートル先で生の演奏を聴いた時の感動を今も話します。
歌も楽器も、
肉体の躍動なくして存在しない。
音楽は肉体に沈み込み、満を持して肉とともに弾ける。